

地域で自由に出入りができる唯一の森である為当稲荷神社の杜を「ふるさとの森」と位置づけ、地域の有志の方々と検討会を立ち上げ、平成27年に「故郷の森整備計画」を策定しました。
温帯の照葉樹林として自然の姿を残す貴重な森を保全するとともに地域の憩いの場、地域のコミュニティの場として活用されるための方策が提言されました。
整備計画を実現するため「為当ふるさとの森愛護会」が結成され、「ミミズバイ」「タイミンタチバナ」「ツルコウジ」など貴重な植物が生育している森を保全するとともに、県の緑化推進事業補助金や地域の皆さんの協賛金等により、クワガタ等の昆虫が集まるクヌギの植栽や桜、アジサイ、スイセン、ハナモモ、山吹等を植栽して多くの人々で賑わう憩いの場となるよう事業の実施を行ってきました。境内では四季の花々が咲き誇り、季節毎に美しい姿を見せています。
春の風景

ハナモモの杜
ハナモモの杜に多くのハナモモが咲きます。

桜と鳥居
花の撓大祭の頃に境内に多くの桜が咲きます。

色あざやかな山吹
春の4月〜5月にかけて黄金色の山吹が境内に咲き誇ります。
夏の風景
6月に約1,500株のアジサイが境内に咲き誇ります。

秋の風景

イチョウ
黄色に色づくイチョウの木々
冬の風景

スイセン
アジサイの足元に咲く可憐なスイセン

社殿に約30本の竹灯籠が飾られ常時観覧することができます。また、正面奥には、名古屋を拠点に活動するグラフィックデザイナーの安藤徹平さんによるデザインパネルが置いてあります。
